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賃貸管理の手数料相場は?管理会社へ支払う管理料の内訳も併せて紹介

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賃貸管理の手数料相場は?管理会社へ支払う管理料の内訳も併せて紹介

賃貸管理を管理会社に委託する場合、手数料など、どのくらいの費用がかかるのか気になるのではないでしょうか。

ここでは、所有している不動産の賃貸管理の全体の収支について確認し、管理会社に委託する場合にかかる費用の内訳を見ていきます。

賃貸管理でかかる収入と支出

健全な賃貸管理を行っていくためには、全体の収支の把握が大切です。まずは賃貸経営における収入、支出を順に見ていきましょう。

賃貸管理における収入

賃貸管理では、入居者から受け取る家賃や管理費(共益費)が主な収入になります。家賃については、相場やキャッシュフローなどから総合的に決定していきます。管理費はマンションやアパートにおける共用部の管理を行うための費用です。

ちなみに、管理費と共益費には明確な違いがほとんどなく、場合によっては家賃に組みこむこともあります。また、礼金や更新料なども一時的ではありますが収入として計算されます。

賃貸管理における支出

賃貸管理を自分で行う自主管理という方法もありますが、マンションやアパートの管理では入居者や物件の管理ですべきことが多いです。そのため管理会社を使う、管理委託方式を採用するのが一般的です。

管理委託方式では、家賃などの収入から管理会社への管理委託料を差し引いてオーナーの収入を計算します。基本的な管理を委託する場合、管理委託料は家賃の約5~10%が相場で、戸数が多いほど総額が大きくなります。ただし、管理委託料は管理会社や委託内容によっても違うので、いくつかの管理会社に相談するとよいでしょう。

なお、マンションやアパートの管理費と、管理会社に管理を委託する管理委託料は名前が似ていますが、オーナーにとって全く異なるものなので注意しましょう。

管理会社への手数料(管理委託料)の内訳

帳簿のイメージ

帳簿のイメージ

管理会社へは管理を委託する手数料として管理委託料を支払いますが、その内訳はどのようになっているのでしょうか。管理会社に一般的に委託する業務にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。

一般的な管理

一般的な管理業務として、まずは入居者からの賃料や管理費の集金があります。指定した口座への振り込みやカード会社との連携の対応などの定期業務だけでなく、入金の確認がとれない場合には入居者への連絡なども必要です。

また、入居者からのクレームや契約違反などへの対応もあります。

入退去の管理

賃貸管理では、入退去の管理も行う必要があります。

まずは広告などによって入居者を募集し、内覧などを経て、新規契約を交わします。また、契約期間がすぎると、入居者と契約更新に関する契約をしたり退去の手続きをしたりします。事前に借主に連絡をして契約更新の意思があるのかを確認し、更新する場合には必要な書類を手配します。

退去の場合には、日程の調整や立ち会い、日割り家賃の回収や敷金の精算などの業務があります。

管理会社へ管理を委託する場合は、このような入居者の基本的な管理が行われることが多いです。管理会社によっては24時間のサポートを実施していることもあるので、入居者の安心感にもつながります。

一方で、以下のようなオーナーでもできるサービスや、オプションサービスについては別途料金が発生することもあります。

建物の管理

賃貸物件の管理業務もあります。建物の共用部分について、エレベーターや消防設備などの点検が必要です。基本的な清掃やゴミ置き場をきれいにしておくことなど、入居者が生活していく上で必要な環境を維持することが、空室率を下げることにつながります。

家賃の滞納保証

賃貸物件では、家賃滞納のことも考える必要があります。家賃滞納が続く場合には、契約解除や物件の明け渡しまでいろいろな負担が生じます。場合によっては弁護士に依頼する費用などもかかることになるので、初心者には難しい業務です。

賃貸管理を任せる範囲は状況によって違います。オーナーが自分でできるものは委託しなかったり、追加で保証を頼んだり、ある程度自由に選択ができます。これに応じて手数料も変わってきますので、単純な金額の比較はしないほうがよいこともあります。委託しているサービスとそれに見合った管理委託料を支払っているのか、確認しておきましょう。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

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